バイナリーオプションでギャンブル手法を使うと負ける理由について調査してみた！

ごきげんよう。きよみです。

バイナリーオプション取引の戦略や攻略方法などを調べていると、必ずと言っていいほどギャンブルで利用する手法をおすすめしている人を見かけるのですが、あれって何故なんでしょうね？

はっきり言って、ギャンブルで利用されているような手法は、戦略でも攻略方法でも無く、ただの手法です。

それらを利用したからバイナリーオプションと言う投資で利益になると言う事はほぼほぼありません。

絶対に無いと言わないのは、それらが「運」での取引になるので、利益になる可能性は0では無いからです。これだけ聞けばわかるように、何も考えずに取引をするのと、戦略としては変わらないのが、ギャンブル手法なんですよね。

今回は、個人的には全く使えるとは感じられないギャンブル手法について、まとめてみたので興味のある方は是非最後までご覧ください。

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ギャンブル手法は「攻略法」では無い！

色々なバイナリーオプションで使えるとされているギャンブル手法を見ていく前に、知っておかなくてはならない事があります。

ギャンブル手法はバイナリーオプション取引における攻略法ではありません。

あくまでも手法であり、どのようにして金額を賭けていくかと言うギャンブルの仕方と言っても過言ではありません。

確かにバイナリーオプション取引は50%の割合で利益になる可能性があります。そこがHigh&Lowであったり、BlackorRedに近しいものがあると感じる事があるかもしれません。

しかしながら、予測が出来る【為替】をバイナリーオプション取引では利用するので、利用しない手法の勝率が高くなると言う事はあり得ないのです。

もちろん、運による利益はあるかもしれませんが、そこまで運に頼るのは恐怖でしかありません。

あくまでも、ギャンブルで用いられる手法であり、投資で利用するものでは無いのです。

となれば、攻略法でも決して無いと言う事になりますね。

ギャンブル手法と呼ばれるものはどのくらいの数があるの？

バイナリーオプション取引で進められるギャンブル手法は複数存在します。主にカードやルーレット等で利用されるものが多いようです。

特に、多く見られるものについてギャンブル手法を挙げておきます。

上記が知名度が高く、聞いた事がある方も多いのではないかと思います。ギャンブルのように運で勝負をするのなら、この手法も間違いでは無いかもしれませんが、バイナリーオプション取引は投資です。

ギャンブルで有名な手法とは言え、勝率として考えるのなら1％も上がらないですし、何よりも必要資金が多くなる可能性があります。

せっかく投資として予測に利用できる為替市場の動きがあるので、予測できるような戦略を有効活用していきたい所ですね。

有名なギャンブル手法である3つの手法を簡単に解説していきます。

マーチンゲール法

負けたら賭ける金額を2倍にする手法。つまり賭ける金額を1,2,4,8,16と増やしていき、勝ったら1に戻す。簡単に言うとそういった手法です。

どんなに負けていても最後に勝てば、今まで負けた金額をチャラにできて、手元に+1の利益が残ると言うのがこの手法のミソ。実際にそうなのですが、連敗を続けると恐怖でしかありません。

無限の資金があれば必勝法として考えられる事もありますが、現実的に考えると厳しいです。資金は有限なので攻略法と言うには破綻しています。どこかで勝負が続けられなくなると言う結果が目に見えてますよね。

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マーチンゲールの法則については別記事でも詳しく解説していますが、実際に連敗をすればするほど資金が必要になってくるので、いくら理論的に損失にならないとは言え、現実的ではありません。

投資を行う方の理想としては少ない資金でより多くの利益を得たいと思っているはずだと思うので、ギャンブル手法を使う事は、投資ではおすすめできないのです。

見てわかるように、あくまでも手法(賭け方)であり戦略であるので、バイナリーオプションでは利用しない方がいいでしょう。

グランマーチンゲール法

ちなみになのですが、マーチンゲール法には亜種が存在します。それが、「グラン・マーチンゲール法」です。

マーチンゲール法は負けたら金額を2倍にしていくものですが、グランマーチンゲール法は負けたら金額を2倍＋αにしていく手法です。

マーチンゲールの法則よりも利益額が大きくなる！等と言われていますが、当然ながら金額を増やしていくので損失も増えます。

察している方は多いでしょうが、資金がなければ出来ませんし、どの程度資金があればいいのか？についてもわからないので、信頼性は低いです。

パーレー法とは？

勝った時に賭け金を2倍に増やしていくギャンブル手法の事をパーレー法と言います。

負けた時に2倍にかけ金を増やしていくマーチンゲール法と真逆のため、逆マーチンゲール法（アンチマーチンゲール法）と呼ばれることもあるので呼び方には注意した方がいいかもしれませんが、一般的にはパーレー法と呼ばれる事が多いです。

勝った時に掛け金を2倍に増やしたとして、途中で負ければ、今までの勝った利益が相殺される上に、-1だけ損失を生む為、ある程度の利を得た所で、掛け金をリセットするのがポイントのようです。

3～5連勝で止めておき、賭ける金額を1にリセットするのが現実的だと言われていますが、そこまで連勝するのはバイナリーオプションでは非現実的なんですよね。

と言うのも、基本的にバイナリーオプション取引は勝ち負けを繰り返すものです。単純に確立論で考えても連勝、連敗する確率は低いので、単純に損が増えるのではないでしょうか。

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別記事でもしっかりと特集しているのですが、こちらもバイナリーオプションで使える攻略法などではありません。

あくまでもギャンブルの掛け方であり、投資の手法では無いので、利用しない事をおすすめします。

グランパーレー法

パーレー法にも少し違った方法があり、そちらは「グランパーレー法」と言います。名前を聞いただけでお分かりの方も多いかもしれませんね。

上記で紹介している、グランマーチンゲール法と同じで掛け金を2倍＋αにしていく手法です。連勝した際の利益は大きくなると言う事ですが、連敗した時の損失がリスクになりすぎるので、ギャンブル手法を投資で利用するのは止めておきましょう。

賭け方であり、攻略法とは違います。

ココモ法

負けた時に、賭け金を1→1→2→3→5→8→13→21→34→55と増やしていく手法をココモ法と呼びます。

何故こんなに複雑な数値なのかと言うと、掛け金を出すのにしっかりとした式があるからです。

※（今回の賭け金）＝（前回の賭け金）+（前々回の賭け金）の式に従い賭ける。

利益になったら1に戻す。損を返しながら利益を狙おうとしている所は、マーチンゲールとよく似た手法と考えてもいいでしょう。

戻り金が3倍で勝率が1/3のゲームに使うと、一度の勝ちで、今までの損益を全部返せる上に、利益を出せる。と言う考え方なんですよね。しかしながら、考えてもらいたいのは、バイナリーオプションのペイアウト率です。

バイナリーオプションで3倍のペイアウト率と言うのは見かける事は無いので、理論がそもそも破綻していると言う事になります。

あくまでも賭け方であり、攻略法や戦略では無いのです。

ダランベール法

この賭け方は非常に簡単で、覚える事は「負けた場合：次の勝負の賭け金を、1増やす。勝った場合：次の勝負の賭け金を、1減らす」だけです。

こちらに関しては、とある数学者が生み出したものだと言われていて、ピラミッド法と呼ばれる事もあります。

見ていただくとわかるように、勝った場合に次の掛け金を減らすので、「既に手に入れた利益分を守りながら次ゲームに臨むことができる」と言うメリットがあります。

このギャンブル手法のデメリットは、勝ち負けが同数で、利益になる事もあれば、同数で損失になる事もあると言うことでしょう。

ある意味運次第な面があると言うのは大きなデメリットでしょう。

バイナリーオプションで利用できるかと言うと、運に頼る部分が大きすぎるので、やはりおすすめはできません。

ちなみにですが、逆ダランベール法と言うものも存在します。ダランベール法を逆にしただけのものなので、こちらもおすすめする事は無いです。

モンテカルロ法

モンテカルロ法のモンテカルロは、この手法を利用されて潰れてしまったカジノがモンテカルロにある為、このように呼ばれているみたいです。

はっきり言って、そんな逸話は無いと言われる事が多いので、ギャンブル手法でもあまり信頼感は無いと言われています。

どのようなコンセプトなのかと言うと、「2回の負けを１度の勝ちで相殺するような賭け方」と言えばわかりやすいかもしれません。

詳しいやり方は下記の通りとなります。

バイナリーオプションで使えると言われている場合は、2倍の方が適用されて、両端の数字を消す手法ですね。倍率によって違いがあると言うように、どういった理論なのか理解して利用している人は少ないのではないでしょうか？

手順は公開されていますが、何故なのか？がよくわからない理論です。

こちらも、ギャンブルの掛け方なので、バイナリーオプションでは使わない方が良いでしょう。何よりも何故？と言う疑問と分かり難さが強いです。

バイナリーオプションはギャンブルなのか？

要するにこの話のテーマはバイナリーオプションはギャンブルなのか否か、という解をもって結論となると思います。

バイナリーオプションは金融商品の一種で、丁半は賭博(博打でありギャンブル)。

カテゴリとして上記のように分類されているので、バイナリーオプションはギャンブルではない！ということにはなりますが、そうはいっても「結局本質は丁半博打と同じなんじゃないの」「言い方の問題だけでは？」という意見がなければ、そもそも今回のような疑問もでなかったでしょう。

そのためバイナリーオプションと丁半の仕組みの違いを順を追って見てみましょう。

共通点である二者択一と手数料

切っても切れない共通点、二者択一に関してと手数料についてまず掘り下げます。

バイナリーオプションの仕組み

先述した通りバイナリーオプションは選択した為替レートが一定時間後(30秒後や数時間後など)に「上がるか(High)」か「下がるか(Low)」の二者択一で予想する投資方法です。

予想が的中すれば、投資金額に一定倍率を掛けた払戻金が発生し、不的中の場合は払戻金がゼロになるシンプルなルールです。

もちろん確率上の勝率は50%となりますが、払戻金率(ペイアウト率)は一定の条件を除き2倍(200%)を上回ることはなく、1.80倍～1.90倍あたりが1つの基準となるでしょう。

1.80倍で10,000円を投資し成功すれば18.000円が払い戻しされ、逆に失敗すれば0円。つまりその2,000円の差から業社の利益が発生しているということです。

参考バイナリーオプション無駄を省いた勉強法【実践向け】

丁半の仕組み！確率と手数料

丁半は2つサイコロを使い、出た目の合計が偶数なら丁(ちょう)、奇数なら半(はん)と呼び、どちらが出るのかを参加者が予想して賭けるギャンブルです。

基本的にはお金は「倍返し」で、あえてペイアウト率と表現するのであれば2倍と言えるでしょう。実際は様々なルールがあるので一概には言えませんが、理屈上は五分五分の勝負(オールスクエア)となります。

倍返しということは1,000円賭けて2,000円になって戻ってくるわけですが、1回の勝負の度・もしくは一定時間毎に寺銭を支払わなければいけません。おおよそ賭金の5%が一般的と言われており、これが同元の利益となります。

倍返しではあるものの、寺銭分が都度引かれていくので勝率50%では損をしてしまいますね。

このように見ていくと、たしかに以下の点はバイナリーオプションと丁半は似ていると言えることになるでしょう。

もちろんお金が目減りすると分かっていながらも楽しんで丁半博打を行ってしまう人もいますが、投資として捉えている人はいませんよね。

バイナリーオプションが投資と呼ばれるにはやはり「金融商品」であるという事が重要かつ、その点が最終的に丁半とは違い利益を出せる確率が上がることに繋がります。

共通点の次は最も重要でもある「相違点」を知る必要があるでしょう。

バイナリーオプションと丁半博打の相違点

以下わずか2点で簡易的ではありますが、バイナリーオプションと丁半博打の特徴と決定的な相違点です。

様々なポイントは存在するものの、大枠で言えば上記に該当すると考えられます。

そもそもバイナリーオプションが丁半博打ではないか？の考えを持っている方は、もちろん初心者であることが前提ですが今からご自身が投資をする立場だとし、「二者択一」「成功で払い戻し、失敗で投資金分が全損」という部分だけを認識されているのだと思います。

二者択一のもつ意味の違い

二者択一というのは運で全てが決まっている分けではなく、あくまで二択であるというだけで、投資者が選択する権利を有しています。

丁半はサイコロのためどちらを選んでもほぼ50%の的中率となりますが、チャートの場合は実際の為替市場をベースにしている以上、世の景気やトレンドが大きく反映され、情報をもって傾向を予測することが可能です。

例えばこのチャートが為替ではなく、個人が勝手に作ったようなもので、投資する側にとって完全に上がるも下がるも運次第であれば丁半博打とも言えますが、客観的に予測する手段が用意されていることが決定的な違いでしょう。

そのためこれまでも様々な為替チャートの読み方、攻略法、戦術が生み出されてきています。

そして意外と忘れがちなポイントですが、バイナリーオプションの場合一度投資(エントリー)した後、判定時刻を迎える前に「転売」を行うことで、その時点で払い戻しを行うこともできる事も大きな違いですね。

チャート途中で負けを確信した場合は少しでも損切りすることが可能ですし、最終的な結果はわからないものの現時点では勝ってるので小額でも「利確」する事も可能です。

参考【私の必勝法】バイナリーオプションで収益を上げるコツ公開します

博打・ギャンブルの定義

株式投資やFX投資もそうですが、法律上賭博では当然ありません。しかし客観的な観点から、ギャンブルだと表現されることもあります。

例えばFXで一攫千金を考えている人に対し「そんな危険で博打みたいな事はやめろ！」といった事を言う方がいます。実際に聞いたことがないよという方でも「FXは言われそう」というイメージがあると思います、それはなぜか。

答えはハイリスクだからです。

期待値が高い事(高くなる余地がある事)なら、お金を賭けてもギャンブルではなく投資と認識されやすいという話で、賢くやる賭けはギャンブルではなく、運任せに賭けることをギャンブルと世間は言う傾向にあることを覚えておくと良いでしょう。

もちろん賭博は法律上で禁止されていますし、上記は主観的な認識の話であり一般定義ではありませんのでご注意ください。

バイナリーオプションはギャンブルとは決定的に違う

話が少し脱線しましたが、結論として正式な金融商品であるバイナリーオプションは丁半博打、賭博とは一線を画すものです。

為替は人の通貨の売買やトレンドによって左右され、言わば人によって作られるもの。だからこそ分析の余地がありますし、分析ができれば勝率を上げていく可能性がそこには生まれます。

表面上のイメージだけでなく、本質を見ていく事が重要ですね。

取引を行う業社選びも重要

記事内でも少し触れましたが、バイナリーオプション取引におすすめは「海外業者」です。

今は悪質な業社もほぼ消え、優良な業社が残っているので出金ができないといったことや、妙なトラブルになる事も少ないと思いますが、それぞれ特徴もあるので興味をお持ちであれば一度詳しく見てみることが重要でしょう。

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ギャンブル手法は「賭け方」であり投資の手法では無い

バイナリーオプションのペイアウト率が高い所では2.0倍近くある事から、こういった手法が使えると言われる事があるようですが、これは「賭け方」です。投資の仕方ではありません。

そもそもリスクを増やして利益を得ようとしているので、当然の結果と言えば当然の結果なんですよね。資金が尽きたら終わりです。

だからこそ、あくまでも「賭け方」なのであり、投資手法でとは言えないのではないでしょうか。

投資の基本的な考え方は、如何にリスクを抑えるかです。

資金が謎に大量に必要な手法はそもそも、投資と言えるのか？が疑問です。

根本的な考え方が相容れないですよね。

投資の手法だとして教えている人等を見かける事がありますが、そういった人達は「賭け方」を教えているだけなのです。

その違いを明確にしっておく必要があるでしょう。

まとめ

バイナリーオプションでギャンブル手法を利用する事はおすすめ出来ません。

投資資金は多くなりますし、そもそもバイナリーオプションギャンブルでは無いので予測をする事も不可能ではありません。

様々なギャンブル手法がありますが、結局の所リスクの管理がどの程度出来るのか？と言う点でギャンブル手法には問題があるのです。

計算ができないし予測も出来ない「賭け方」と言うのがギャンブル手法でしょう。

投資をする上で考えなくてはならないリスクヘッジが出来ないのはもちろんですが、手法としてもギャンブル手法は賭け方であり、攻略法や戦略と言う訳ではありません。

せっかく為替の予測が出来るのなら、為替の予測を行って、1回の投資の勝率を高くした方が利益になるのではないか？損失を抑える事が出来るのではないか？と言う疑問がわきます。

基本的に色んな戦略があって良いとは思うのですが、投資ができる資金は有限で、無限ではありません。

リスクの管理がしっかりと出来る手法。また、自分の投資資金に合う手法を考えていくのが理想でしょう。

バイナリーオプションはギャンブルでは無く投資です。その点はしっかりと覚えておく必要があります。

気になる戦略があった場合は、実際に試してみる事をおすすめします。バイナリーオプションに限った話ではありませんが、デモ取引がある業者を利用する事で、実際に試してみるのがいいでしょう。

おすすめなのハイロオーストラリアのデモ取引です。口座開設不要、無料で利用できるので、気になる戦略がある場合は試してみるのがいいでしょう。

以上。きよみででしたー。