この記事でわかること
- 法人口座の特徴について
- ハイローオーストラリアを法人名義で運用する方法
- 法人化をお考えの方へのアドバイス
ごきげんよう、きよみです。
副業でバイナリーオプションをやられている方はもちろん、専業トレーダーとして取り組まれている方もいるでしょう。
そして利益が出てきたら個人よりも「法人化」して資産を運用した方が節税対策になるのでは…と考えられる事もあるかもしれません。
今回はそんな方へハイローオーストラリアの法人口座について解説し、法人化をお考えの方はもちろん、既に法人をお持ちで法人名義での運用をお考えの方について役に立てていただける情報をまとめますので、興味をお持ちの方はぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。
ちなみにハイローオーストラリアの通常の口座開設は以下のリンクより行うことが可能です。まだ口座をお持ちでない方は、参考記事も添えておきますのでぜひチェックしてみてください。
参考【最新】ハイローオーストラリアの口座開設方法・必要書類や時間など徹底紹介
ハイローオーストラリアで法人口座開設出来ない。法人名義での運用はおすすめしない
結論からとなりますが、「ハイローオーストラリア」で法人口座の開設は出来ない。と言うことと法人名義での運用はおすすめ出来ないと言う事を最初にお話しておきます。
そもそも海外バイナリーオプションで法人口座を作成できる所はありません。
後々でも説明する事になりますが、リスク等を考えるなら節税を考えるよりもルールに従っておいた方がいいでしょう。
以下の文章は、法人口座は業者側が出来ないようにしていると言うのを認識した上えご覧ください。
法人口座とは?その特徴について
「法人口座」とは、法人用向けに用意された法人名義で利用できる口座を指します。
対して一般の個人名義で利用する口座を「個人口座」などと呼ばれたりしますが、具体的な機能や仕様の違いは業者によってまちまちで、一概に法人口座だから・個人口座だから勝ちやすい・負けやすい等はありません。
一部FX業者では掛け金へのレバレッジ幅が異なったり取引に直接影響する要素も大きいのですが、だからと言って個人口座だと不利なのかと言われるとそういう事でもないでしょう。
こういった状況から、当記事ではあくまで「法人名義」での口座を「法人口座」という意味で呼ばせていただきますね。
改めてとなりますが、前提として法人口座の開設には法人が必要であり、個人では法人口座の開設および所有は不可能です。
法人口座でハイローオーストラリアを運用するメリット
まずはじめに、ハイローオーストラリアで法人口座を持ち運用するメリットについて見ていきましょう。
投資金を経費に計上できる
法人口座をお考えの方の一番の目的は取引にかかる投資金を経費に計上できるという事でしょう。
既に個人名義で取引を行い利益が出ている方にとっては、利益に掛かる税金対策として。これから投資を行う方にとっては投資金を経費にできるかどうかで立ち回りがガラリと変わります。
税率が個人口座と異なり安くなる可能性がある
ハイローオーストラリアに限らずの話になりますが、法人口座と個人口座では税率が異なります。
具体的にどのように異なるかについて、まず個人口座もとい個人への税率を確認してみましょう。
当サイトでは「theoption(ザオプション)の確定申告と税金ガイド」という記事で海外バイナリーオプションの税金について触れておりますので、詳細はそちらでご確認いただくとして簡単にこの場は説明をすると、ハイローオーストラリアをはじめ海外バイナリーオプション業者で得た個人利益はすべて「総合課税」の「雑所得」に該当します。
総合課税対象の所得
- 利子所得
- 配当所得
- 不動産所得
- 事業所得
- 給与所得
- 譲渡所得
- 一時所得
- 雑所得
総合課税は累進課税となっているため、所得額が大きくなればなるほど税率を上がる性質があります。厳密には「課税所得×税率-控除額」で求めることができ、簡易ではありますが所得税の計算は以下の表をご覧ください。
課税所得 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円以下 |
5% |
0円 |
195万円超~330万円以下 |
10% |
97,500円 |
330万円超~695万円以下 |
20% |
427,500円 |
695万円超~900万円以下 |
23% |
636,000円 |
900万円超~1,800万円以下 |
33% |
1,536,000円 |
1,800万円超~4,000万円以下 |
40% |
2,796,000円 |
4,000万円超 |
45% |
4,796,000円 |
更にここに住民税(おおよそ10%)が発生するので、最大で約55%もの納税が必要となる可能性があり…これだと稼げば稼ぐほど気持ち的な「損」が大きくなってしまいます。
これに対し、法人口座の場合は所得税(法人税)は最大でも約23%の税率ですので、ほかの税金も加算したとしても33%程度が最大税率となり大きく減税・節税の効果があると言えるでしょう。
先述した通りこの話は当然ハイローオーストラリアやバイナリーオプションに限らずで、稼げるようになった個人が節税対策で法人を設立するというのはよく聞く話ですよね。
法人口座を持つ一番のメリットはこの税率の差と言い切って間違いないです。
法人化や法人口座への切り替えを考えるタイミング
ここまでの話では、法人口座は節税対策に利用でき個人口座は損!という印象を受けられた方もいらっしゃるかもしれませんが、前提として法人口座の真価が問われるのは本業・もしくはバイナリーオプションで大きな稼ぎを得ている場合のみです。
では具体的にどの程度稼げるようになったら法人口座のメリットがあるかというと、「900万円以上」の稼ぎが出たタイミングでしょうか。
法人の様々な税金を合わせた最大税率は約33%と記載しましたが、以下の通り個人に対する総合課税も「900万円以上 1,800万円未満」の範囲は33%でありほぼ同額となります。
課税所得 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
900万円超~1,800万円以下 |
33% |
1,536,000円 |
同額であれば節税効果はほとんどないですね。ただ記事中でも触れた通り投資金をそもそも経費扱いにしたいなど、別の目的やご自身の状況など総合的に判断する必要があります。
法人と個人事業主ならどちらがおすすめ?
個人口座と法人口座の大きな違いはご理解いただけたかと思いますが、法人口座をいざ利用するとして「法人」と「個人事業主」とではどちらの方がメリットが大きいのか…と言った質問を頂いたことがあります。
恐らく個人事業主も「屋号」を持つことができるため、個人から肩書を変えようとされた際の選択肢として個人事業主も出てきたものと予想しますが、基本的に税率に関しては「個人」も「個人事業主(フリーランス)」も同様です。
ただ個人事業主は税務署に開業届を出すことで「税務上の区分」として明確に認められた立ち位置ですので、利益を出すために掛かった経費分は非課税とすることが可能です。個人でも経費計上できないわけではありませんが、ややこしい事になりかねないので、個人で本格的に取り組むのであれば個人事業主として動いた方が賢明でしょう。
また、赤字の繰り越し期間(損失繰越期間)にも違いがあります。
法人も個人も赤字を繰り越すことはできるのですが、繰り越せる年数に違いがあり法人は10年間、個人の場合は3年間が対象となります。
ぱっとメリットがイメージし辛い場合もあるかと思いますが、大きな赤字が生じる可能性がある場合や、それこそ多額の投資金を投じる場合などは法人の方が有利になるでしょう。
と、多少脱線しましたがここまで「法人口座とはそもそも何か?」を主軸に説明してきましたが、次項目から実際にハイローオーストラリアを絡めた話と、そもほか業者も含めバイナリーオプション業者全体での法人口座運用について触れていきます。
ハイローオーストラリアで法人口座を開設する方法
肝心の話が遅くなってしまいましたが、結論としてハイローオーストラリアでは法人口座の開設ではできず、通常の口座の名義名も個人(口座開設者の本名)でなければ運用できません。
この話をすると、前置きで法人口座のメリットや特徴を説明した意味がないと感じられるかもしれませんが、運用方法・対策については順にご説明しますね。
なによりまず「個人口座」と「法人口座」の意味をご理解いただく必要があったので、このような流れでの解説となってしまいました。
個人口座を法人用として運用する
法人口座が開設できない場合、個人口座を法人用として運用するという手段を取らざるを得ません。
例えば法人を設立した経験をお持ちの方であればご存知かと思いますが、法人の設立してすぐは法人用の銀行口座は当然ないため個人名義の口座に資本金の入金を行ったり、支払いも個人口座から行います。
それと同様に、ハイローオーストラリアでは「法人口座は開設できない」と公式が断言していることから「仕方のない理由があって個人口座を利用している」というストーリーが成立します。個人口座での運用であるものの、事実上法人の持ち物として計上してしまえば事実上法人口座のように扱うことは可能です。
ただハイローオーストラリアの口座は、出金時には口座開設者本人の名義の銀行口座が必要となるため、プライベートな入出金と混じってしまうことになるため分かりやすい管理方法を意識してください。理想は取引履歴のない、ハイローオーストラリア用の新規銀行の口座もあればベストです。
国税庁への対策と覚えておくべきリスク
個人口座を法人用として運用することは仕方のない事情がある場合に認められるものですが、予め税務の専門家に相談しておくことをおすすめします。
少なくとも「ハイローオーストラリアは法人口座が開設できないという証明」をしないといけないので、例えば公式に口座開設の可否について問い合わせを行い、回答をもらったメールの履歴などを保存しておくと良いでしょう。
あとはハイローオーストラリアの入出金に利用している代表者名義の口座の通帳記録なども併せて提出することになるので、わかりやすいように整理しておいてください。
これらの事は結局はケースバイケースで、同じような対策をとっていても担当者やタイミング次第で可否は分かれてしまう可能性があります。先程書いたように必要書類の用意やリスク対策をしっかりした上で運用するように心掛け、繰り返すようですが税理士等専門家への相談を忘れないようにしてくださいね。
法人口座が開設できるバイナリーオプション業者一覧
この記事はハイローオーストラリアでの法人口座運用にテーマを置いた内容となっているわけですが、では法人口座が開設できる他のバイナリーオプション業者を紹介して記事のまとめに入りたいと思います。
そもそも実は、ハイローオーストラリアに限らず「海外のバイナリーオプション業者」すべて法人口座の開設は不可能となっています。
バイナリーオプションは国内と海外を比較した場合圧倒的に海外業者の方が人気が高く、ハイローオーストラリアが無理なのであれば他の業者で法人口座を開設したいと考える方もいらっしゃる事とは思いますが、残念ながら法人口座に対応しているのは「国内のバイナリーオプション業者」だけとなっています。
以下国内業者の一例です。すべて法人口座開設情報ページへとリンクしているので、興味をお持ちの方はぜひアクセスしてみてください。
海外業者と国内業者との特徴の違いについて、詳細に知りたい方は以下の記事をご覧ください。
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規約違反をしてまで、法人口座を作る必要があるのか?
どうしても法人口座でと考えている方、利用規約を読み返しつつ、そこまでして法人口座だからこそ受ける事が出来るメリットを得る必要があるのか?について考えてみてください。
バイナリーオプション取引は基本的には、個人で生活の余剰金等で行われる事が想定されています。
所謂、少額取引ですね。
この点に注目をするのなら、法人口座でと言うのは、あまりメリットを感じません。
規約違反は、口座の凍結も考えられるので、隠して法人口座でと言う事もメリットは少ないでしょうし、はっきりと言うのなら「やらない方がいい」「やる意味が無い」と言ってもいいのではないでしょうか?
法人口座で投資を行うメリットに目が行きがちではありますが、ハイローオーストラリアのメリット、バイナリーオプション取引のメリット、個人で少額から出来ると言うメリット、様々な視点でメリットやデメリットを見てみる事をおすすめします。
まとめ
今回はハイローオーストラリアでの法人口座開設・運用について、および法人口座のメリットや特徴についてなどをまとめた記事でした。
覚えておいて欲しい事は、ハイローオーストラリアで法人名義で法人口座の運用は出来ません。
規約違反となってしまうので、絶対に避けるべきでしょう。そもそも法人名義では口座開設が出来ないので、その地点で気が付く方は多いのかもしれませんね。
要点まとめ
- ハイローオーストラリアをはじめ海外業者は法人口座の開設ができない
- 法人口座を運用する節税効果が出るのは900万円以上を稼げるようになってから
- 個人口座でも法人口座同様の運用はできるが専門家に相談したほうが吉
上記のまとめの通り、法人口座にこだわる前にそもそもバイナリーオプションで勝てなければ意味がありません。
法人口座の役割は節税対策ですので、まずはしっかりとご自身名義の個人口座で勝てるようになった後、法人化や個人事業主登録を考え税金について知識を深めていくほうが順番としては正しいかと思います。
ハイローオーストラリアは法人口座の開設自体はできずとも、ペイアウト率の安定した高さや、入出金のスムーズさ、及びわかりやすい機能面など取引をするにはベストな環境が用意されているので、興味をお持ちの方はぜひ口座開設や、無料で取引体験ができる「デモ取引」も公式で行えるのでチェックしてみてくださいね。
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